汎用ロジックICとは?
汎用ロジックICとは、基本的な論理演算機能を一つの小型パッケージにまとめた集積回路(IC)です。
業界標準が定められており、各社製品が機能(ファンクション)とピン配置に互換性を持っています。
ゲート回路や論理機能ブロックなどのデジタル回路がメインですが、バッファなどアンプとして用いる回路も存在しています。
汎用ロジックICは、電子回路において主要な機能を担ってきましたが、機器の高機能化・小型化が進む現在では、専用ICへの集約が進んでいます。
しかし汎用ロジックICはインターフェース部分を中心として、今でも世の中にあるほぼすべての電子機器/回路に使用されています。
汎用ロジックICの種類
汎用ロジックICは構造(プロセス)によって3つに分類され、それぞれが異なる特性を持っています。
①TTL(Transistor Transistor Logic)
②CMOSロジック(CMOS:Complementary MOSFET)
<参考文献>