SDカード

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SDカード

SDカードとは

SDカードはフラッシュメモリを内蔵する記録媒体で、メモリカードの標準的な規格として知られています。
正式名称はSDメモリカードで、一般的にはメモリの部分を略してSDやSDカードと呼ばれます。

小型化されたmicroSDという規格も存在しており、SD・microSDいずれも民生用から産業用まで幅広く使用されています。

SDカードの特徴

SDカードには定められた標準規格があり、どのメーカーの製品であっても形状や物理仕様は共通であるという特徴があります。
また、SDカードはその容量によって下記のように規格名が変わります。

  • SDSCSD Standard Capacity) 最大2GB
  • SDHCSD High Capacity)   最大32GB
  • SDXCSD eXtended Capacity) 最大2TB
  • SDUCSD Ultra Capacity)   最大128TB

SDカードの選び方

SDカードは様々な用途に使用されていますが、そのシーンに合わせた選定が必要となります。
とりわけ、選定にあたって考慮すべき点の多い産業用途に絞って考えてみます。

産業用途においてはデータの書き換え頻度が民生用途と比較すると格段に高いということと、過酷な環境での使用に耐え得ることが求められます。
そのため、容量などの仕様はもちろんですが、信頼性・耐久性の高さが非常に重要です。
SDカード内部の記憶部分であるフラッシュメモリの構造により、書き換え回数(寿命)が変わるという点も選定のポイントとなります。
また、産業用途では長期にわたって製品が流動するため、メーカーの長期供給保証や、サポート体制など、安定性も重視したいです。
トータルしてこれらの要素をバランス良く持ち合わせた製品を選びましょう。

 

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<参考文献>

https://www.adtec.co.jp/tech-news/industrial-sd/